はじめての電子工作2020

 電子工作が出来ると色々と便利ですし、将来の就職や転職や独立や在宅勤務にも有利です。たとえば、自分にピッタリの防犯が可能ですし、自分の欲しい時計や照明器具なども自作することができます。

電子工作で自分が欲しい時計を作れたり
電子工作でマイコン時計を作れる
電子工作で3Dプリンターを自作できる
自動化装置を作れる
自分が本当に必要な防犯システムを自作できる

電子工作に必要なもの

はんだごて

 電子工作といえば、やっぱり半田ごてです。他の工具は電子工作(電子機器組立)以外でも使われますが、はんだごては電子工作に不可欠なものです。

はんだごて

 はんだごては、初心者の場合はワット数の少ないものが良いと言う方がいますが、私はある程度ワット数の大きい温度の安定したものをお勧めします。この写真のはんだごては設定した温度を保ってくれるもので、熱を吸い取られて付けにくい大きい部品なども楽にはんだ付けできます。価格は5千円程度と少し値段は張りますが、傷みやすい「こて先」を好みで選べたり、簡単に交換できるので長く使えます。現に私は30年以上使っているものがあります。

こて台

はんだごてを置くための「こて台」

 はんだごてを置くための「こて台」も必ず必要です。安いものもありますが、使いにくかったり、安全性に問題があったりしますので、はんだごてのメーカー推奨のものを選ぶと良いでしょう。この写真のこて台で1,500円程度です。

安いこて台

 上の写真のような安めの「こて台」もありますが、はんだごてを置く角度が変えられなかったり、400℃以上になる「こて先」が先端からはみ出したりしてヤケドする可能性が高くなります。

 自慢でないですが、私ははんだ付け中にヤケドしたことは一度もありませんが、学生が不用意に置いたはんだごてを触ってしまってヤケドしたことが3回あります。そのため、この手の「こて台」は隠して使用禁止としました。

ニッパー

 電子部品の余った足(リード線)を切るために必要な工具です。電気工事や針金を切ったりするための大型のものは使いにくいので、電子部品専用の手にフィットするものが良いでしょう。

電子部品の余計な足(リード線)を切る「ニッパー」

 上の写真のもので千円ちょっと程度です。ただし、切った部品のリード線があちこちに飛び散り、後で足で踏んで刺さったり、目に飛んだりすると危険なので、切るときはかならず「リード線を指で持って切る」か、「リード線を机に向けて切る」ようにしてください。奮発すれば、リード線が飛ばない「リードストッパー」付きのニッパーもありますが、6千円以上しますので、初心者にお勧めすべきかどうか悩むところではあります。

リードストッパー付きの「ニッパー」

ラジオペンチ

 電子部品のリード線を曲げたり、まっすぐにしたりするのに使いますが、電子部品のリード線をきっちり簡単に曲げるなら、次に説明するリード折り曲げ器のほうが便利かもしれません。ただし、やっぱり電気工事用の電工ペンチとかは使いにくいので、買うなら小型のものが良いでしょう。百円ショップでも買えないことはありませんが、やはり百円ショップだと先端に隙間があったり、かみ合わせが悪かったりするので、きちんとした千円前後のものが良いでしょう。

百円ショップのラジオペンチ

 私が使っているのはラジオペンチでなく「精密プライヤー」と呼ばれる工具で、6千円以上しますが、手にフィットして先端のかみ合わせも良く、持ちやすいもので、経済産業省の「グッドデザイン賞」を取得したものです。

経済産業省のグッドデザイン賞を受賞した「精密プライヤー」

 こちらも30年以上使いこんでいますが、今でも先端がピッタリ合い、バネも効いて持ちやすく手放せません。

ピンセット

 電子部品をはんだ付けするときに手で押さえてるとヤケドしますので、ピンセットがあると便利です。ピンセットも安いものは磁気を帯びてリード線の切れ端が大量に付いてしまったり、先端のかみ合わせが悪かったりしますので、きちんとしたメーカーのものを買うのがお勧めです。下の写真のgoot社製のピンセットは磁気を帯びにくく品質も良く400円程度で買えるのでお勧めです。

電子回路の組立に便利な「ピンセット」

 また、はんだ付けする際に、普通のピンセットですと、ずっと押さえていなければならずに手がふさがりますので、下の写真のように押さえると先端が開く「逆作用ピンセット」があると便利です。こちらも400円程度で購入できますので、余裕があれば購入してください。

押さえると先端が開く「逆作用ピンセット」があると便利

 ピンセットの先端が尖って(とがって)いるものは、すぐに曲がってしまったり、もし目に刺さったりすると失明の危険もありますので、こちらも学生には隠してありますが、非常に細かい作業のときに使うこともありますが、通常の電子工作程度なら必要ないでしょう。

先端のとがったピンセットは目に刺さったりすると最悪

 私も何度か手に刺さったことがあります。さすがに目に刺さったことはありませんが、自分より自分以外の周囲の人のほうが危険です。

電子工作の注意

 電子工作では、ヤケドとケガと感電に気を付ければあまり危なくはありませんが、特に目の場合は最悪は失明の危険性がありますので、普段からメガネをしている人は有利です。私は以前はメガネはしていなかったのですが、近年は老眼鏡をかけているため、安全性は少し上がったと思います。その代わり細かい部品が見えづらく、電子工作はだんだんおっくうになってきました。

 ちなみに学生には「はんだごてなどの工具を振り回す人は退学」とか、「はんだごてをこて台にちゃんと置かない人はクビ」と言って脅しています。

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