フローチャートは「流れ図」とも呼ばれ、プログラム(ソフトウェア)の処理手順を図で表したり、作業の流れを「マニュアル」に図で示したりするチャート(図)のことです。
そこで使う図記号は、JISまたはISOで決められており、各国もISOにならって決めていますので、書き方自体は世界共通です。
ただ、使われる図記号は、大昔のコンピューターを元に決められていますので、ブラウン管ディスプレイの形の「表示」とか、「磁気テープ」、「紙テープ」、「紙カードの束をイメージしたデータ」、「磁気ドラム」など、今では使われない装置の図記号が多いです。
そこで、これから描くなら、「処理」、「判断」、「定義済み処理」、「端子」と、別のページにまたがる接続に使う「結合子」程度で十分です。
もっと簡単には、「処理」、「判断」、「端子」だけでも意味は通じますので、3種類だけ覚えれば書けなくありません。
図記号と図記号は線で結びます。上の2つの図記号は線で結ばれていないので間違いです。また、わかりやすくするために矢印を使います。上から下に流れる場合は矢印を省略できる決まりですが、全部の線に矢印を付けたほうが理解されやすいでしょう。
コメント