マイクロコンピューターは超小型のコンピューターの総称で、「マイコン」とも呼ばれます。また、英語では”microcontroller”または”microchip”と呼ばれることが多いです。
マイクロプロセッサーとの違いは、マイクロプロセッサーがマイクロコンピューターの核になる中央演算装置(CPU)を指すのに対して、マイクロコンピューターはコンピューターを構成するメモリーや入出力までを含めたものを指すのですが、近年はCore iプロセッサーなども入出力を内部に持つものも多くなってきたため、明確な違いはありませんが、強いて言うなら性能が低いものがマイクロコンピューターで、高性能なものがマイクロプロセッサーと呼ばれる感じです。
また、スマートフォンや通信機器などに良く使われる”ARM”と呼ばれるマイクロプロセッサーも性能がどんどん上がり、小型のノートパソコンなどにも採用されています。
マイクロコンピューターモジュール
マイクロコンピューターは単体では使いにくいので、プリント基板に組み込んだ状態でも売られています。
近年は数百円で買えるArduinoと呼ばれるマイクロコンピューターモジュールが電子工作などで良く使われますが、家電製品やプログラム・ロジック・コントローラーなどでは単体のマイクロコンピューターが使われます。
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