microSDカードに書き込んだMP3やWAVなどの音声データをパソコンなしで自由自在に再生できる音声再生ICを搭載した数百円のDF Player miniを搭載して、Arduino nanoマイコンから自由自在に再生できる音声再生ボードを製作しました。
このボードは電源投入時や再生開始時にブツブツと大きめの衝撃音が入るのが欠点ですので、フォトMOSリレーを使ってブツブツ音のミュートを音声再生中を示すBUSY信号でスピーカーを切り離すことで解消しようとしましたが、結果的にBUSY信号が何度もオンオフするために失敗しました。
時間があれば、マイコンからフォトMOSリレーを制御して音声再生時のブツブツ音を消そうと思っていますが、まだ実現できていません。
実現したら更新しますので、是非とも定期的に見に来てくださいね。
用途
- 単体で音楽プレーヤー
- センサと組み合わせて自動案内
- センサと組み合わせて防犯
- リアルタイム・クロックと組み合わせて時報やチャイムや定時放送(夕焼け小焼け)
- スケジュール管理と組み合わせてリマインダー装置
- リードスイッチや磁気ホールセンサと組み合わせて鉄道模型の接近放送
- 鉄道模型の発車案内など
ユニバーサル基板を使った電子基板の組立について
ユニバーサル基板(汎用基板)を使って電子回路を組み立てる際に、守った方が良いポイントについて簡単に説明します。
- 高さの低い部品から固定する(高さの高い部品を先に固定するとはんだ付けの際に落ちる)
- 部品の向きを揃える(部品の向きがバラバラだと間違いが多くなり見た目も悪い)
- グラウンド(GND)の配線を最初にする(グラウンドが不安定だと動作が不安定になる)
- 電源の配線を2番目にする(電源が不安定だと動作が不安定になる)
- 信号線は抵抗やコンデンサの足を曲げて配線する(はんだ付け不良の可能性を減らす)
- 部品のリード線で配線できなかった部分にはラッピング線を使う(より線は使わない)
- 配線は可能な限り直角や45度で最短距離で行う(銅箔によるショートを防ぐ)