ユニバーサル基板(汎用基板、蛇の目基板)を使って電子回路を組み立てる際には、次のようなことに気を付ける必要があります。
正しくユニバーサル基板の種類を選ぶ



ユニバーサル基板には種類があります。種類には、材質、片面/両面、スルーホール有無、銅箔(ランド)形状、厚さ(1.6mmが多い)などの種類があります。
正しく部品をはんだ付けする
部品は、基本的には高さの低い順に付けたほうが楽ですが、ICなどの中核となる部品がある場合、それを先に付けないと、その後の配線や抵抗、コンデンサなどのICにつなぐべき部品を付けられません。
また、ICなどの半導体は熱や静電気に弱いので、できるだけICソケットを利用して、まずICソケットを先に対角の2本のピンだけはんだ付けし、向きの間違い、傾き、浮きなどがないことを確認してから、残りのピンに抵抗やコンデンサなどのリード線(足)を曲げてICソケットのピンの直前で切り、はんだ付けします。


対角の2本だけをはんだ付けした状態であれば、向きに間違いがあった場合や、傾き、浮きがあっても簡単に修正できますが、全部のピンをはんだ付けしてしまうと、修正することがほぼ不可能です。高価な電動のハンダ吸い取り器で訓練を積めば、取ることも出来なくありませんが、加熱で銅箔が剥がれたり、糸ハンダに入っているフラックスで汚く信頼性が低くなりますので、あまり使わないほうが賢明です。





















