昔は暗くなると自動的に点灯する自動点滅器や暗くなると照明が消灯する時計などに使われていましたが、ゴミとして埋め立てられた際に人体に有害なので、近年ではほとんど使われなくなりました。
代わりに使われるようになったのが、光が当たると電流が流れるフォト・トランジスターです。CdSと比較すると応答速度が速く、テレビなどの家電製品の赤外線リモコンの受信部や光ファイバーなどの通信機器の受信部に使われています。
LEDとフォト・トランジスターを組み合わせて、物体が中央の溝を通過したときに検出する非接触のセンサーで、コピー機の紙詰まり検出や、機械の歯車の位置を検出したり、自動販売機などでコインの数を数えるのに使われています。
磁石を近づけるとガラス管の中の磁性体のリードが接触する磁気センサーです。窓やドアの防犯や電車のドアスイッチなどに使われています。
家電製品などの赤外線リモコンの信号を受信するのに使われています。内部に赤外線フォト・トランジスターや信号回路が入っています。
人間が発する微弱な赤外線を高感度に感知し、侵入防犯センサーや、家電製品の切り忘れ防止機能や、人が居る方向にエアコンの風を送るためのセンサーなどとして使われています。
焦電センサーは、非接触の体温計や、溶けた金属などの通常は計測できない高温の物体が発する赤外線を感知する非接触の温度計などにも使われています。
スマートフォンの向きやゲーム機のリモコンやカーナビなどに使われていて、傾きや加速度などを測定します。
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