CO2チェッカーの比較と製作

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二酸化炭素濃度計の製作 電子工作
二酸化炭素濃度計の製作

 新型コロナウイルス感染症の密を避けるためと、頭痛、めまい、吐き気の予防のために有効な二酸化炭素濃度(CO2)を測定する計測器を2種類購入し、さらに自作してみることにしました。

市販の二酸化炭素濃度測定器(左)と自作の二酸化炭素濃度測定器(右)

 両方とも厚生労働省が推奨するNDIR(非分散赤外線)を利用した二酸化炭素濃度測定器(CO2チェッカー)ですが、現状では自作の方の電源電圧が規定外に低いためか、赤外線が弱い=赤外線透過率が低い=二酸化炭素濃度が高いとなっている感じがします。

CO2チェッカー自作(まだ実験段階です)

 自作しようと思った理由は、市販の二酸化炭素濃度測定器は、1200ppmを超えるとアラームが鳴って、夜中に目が覚めるため、アラームが鳴らないようにしたかったのと、濃度を記録したかったのと、自動的に換気するようなシステムの準備をしたかったためです。

自作二酸化炭素濃度測定器の実験結果

 とりあえず電源電圧を規定値にして、どうなるか比較してみたいと思います。進展しましたら、また追記する予定です。

温湿度を記録

 温湿度を記録できるように変更しました。窓を開けて換気すると当然ながら温度と湿度が下がるのがわかります。測定値も購入品に近くなりました。