もう手に入らないとか、どうしても使い続けなければならない電子機器の修理。頭が痛いですよね。ここでは、そういった電子機器の自分での修理法を解説します。
- もう手に入らない
- どうしても使い続けなければならない
- 思い入れがある
修理可能?
メーカー以外での修理が法律で禁止されているものや、ソフトウェアの修理、分解できないものの修理は無理です。潔くあきらめましょう。
- 法律でメーカー以外での修理が禁止されているもの(携帯電話やWi-Fiルーターなど)
- ソースコードのないソフトウェア(家電製品や自動車用コンピューターなど)
- 分解できないもの(ネジなどで外せないものや防水コーティングされているものなど)
修理できる可能性はあるが費用と時間がかかるもの
回路図がないものや入手できない部品を使っているものは修理できる可能性はありますが、解析の必要があったり、改造の必要があったり、部品を探すのに膨大な時間がかかったりして、新たに買う以上に時間と費用がかかります。
- 回路図のない電子機器
- 入手しにくい部品を使っているもの
- 仕様が明確でないもの
自分で修理してみる?
電子機器の故障は、落雷などの異常電圧や湿気による劣化や接触不良が原因となっていることが多く、基本的に半導体は湿気の侵入による劣化か、フローティングゲートを使ったフラッシュメモリーのプログラムやデータの消失以外はあまりありません。
- すべての端子を磨いてみる(接触不良が原因)
- すべての電解コンデンサを交換してみる(電解液の蒸発による容量劣化)

これらの対策でも直らない場合は、相当やっかいです。直るかどうかもわかりませんし、あきらめるしかありません。
それでもなお、何十万円以上かかっても良いから修理したい場合はご相談ください。
場合によっては、同じ機能のものを短期間で製作することも可能かも知れませんし、代替品を紹介できるかも知れません。
こちらの指定する日時に、こちらの指定する場合に持って来ていただける場合は、出張費はいただきません。


